· 現役薬剤師(薬剤師歴10年以上/本業年収970万円・副業含め1,000万円超) · 年収・キャリア  · 11 min read

ドラッグストア薬剤師の年収ランキング大手5社|現役が比較する2026年版

ドラッグストア大手5社(クスリのアオキ・ウエルシア・ツルハ・マツキヨココカラ・サンドラッグ)の薬剤師年収を、現役薬剤師が公開情報と現場感覚で比較整理しました。年収差の主因を3つの構造で解説します。

※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載順は広告主からの依頼ではなく、現役薬剤師である執筆者が公開情報と利用感に基づいて整理したものです。最終的な判断材料の一つとしてお使いください。

執筆・監修:現役薬剤師(薬剤師歴10年以上/本業年収970万円・副業含む年収1,000万円超) 薬機法・医療広告ガイドラインを遵守して執筆しています。

はじめに:「DgSは高年収」を一括りにしない

ドラッグストア薬剤師は、薬剤師業態の中で平均年収が最も高い職場の1つです。厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査でも、平均年収は約542〜556万円と、調剤薬局(517万)・病院(474万)を上回ります(調査区分により幅あり)。

ただ、「DgSは高年収」と一括りにするのは早いです。同じDgSでも、企業によって年収・福利厚生・キャリアパスは大きく異なります。

この記事では、大手5社の年収を公開情報(各社IR資料・口コミ集計サイト等)と現場感覚で比較し、「あなたが選ぶときの判断軸」を整理します。最後に、私自身の本音も1行漏らします。

この記事の結論(先に3行で)

  1. ドラッグストア大手5社の薬剤師年収は、各社IR資料・口コミ集計サイトの公開情報を集計すると、概ね550〜650万円のレンジに収まる傾向があります(2026年5月時点・本記事比較表脚注に各社出典明記)。企業によっては年収幅で約100万円程度の差が見られるケースもあります
  2. 年収差の主因は「店舗形態(純DgS/調剤併設)」「夜間営業」「地域プレミアム」の3つ
  3. 年収の数字だけで選ぶと、シフト・人間関係で後悔する確率が上がる。3軸で総合評価が王道

比較結果 ─ 公開IR資料ベースの平均年収最上位はクスリのアオキ

※本ランキングは各社の最新公開IR資料ベースの薬剤師職または全社員平均年収を比較したもので、調査機関による独立調査ではありません。雇用形態・職位・地域による差を考慮していない概算比較である点をご理解ください。

上位3社と平均年収のレンジ

公開IR資料ベースの集計では、上位3社は平均年収550〜650万円のレンジに収まります(出典: 各社2025年度有価証券報告書・公開IR資料)。

年収の数字だけで選ばない方が良い理由

シフト・調剤併設の有無・店舗カルチャーは、年収レンジと別軸で評価する必要があります。

大手5社の年収・福利厚生・キャリアパス比較

順位企業名公開平均年収レンジ(参考)出典
1クスリのアオキ〜646万円2025年度有価証券報告書
2ウエルシアホールディングス600万円台前半2025年度有価証券報告書
3ツルハホールディングス600万円前後2025年度有価証券報告書
4マツキヨココカラ&カンパニー580〜600万円2025年度有価証券報告書
5サンドラッグ550〜580万円2025年度有価証券報告書

※上記は薬剤師職に限定した数値ではなく、各社公開資料の全社員または管理職を含む平均年収の概算です。雇用形態・職位・地域による差は考慮していません。

1位 クスリのアオキ(公開IR資料ベース)

各社公開IR資料を集計すると、平均年収レンジで最上位に位置します。

2位 ウエルシアホールディングス

業界最大手の1つ。福利厚生・キャリアパスの整備が進んでいます。

3位 ツルハホールディングス

地方カバー率が高く、Uターン・Iターン転職での選択肢になります。

4位 マツキヨココカラ&カンパニー

統合後の人事制度が安定してきています。

5位 サンドラッグ

純DgS型店舗の比率が高い構造です。

DgS薬剤師の年収が高い3つの理由

理由1 OTC販売・接客手当の上乗せ

調剤以外の業務に対する手当が乗ることで、年収レンジが上がります。

理由2 夜間営業のシフト手当

夜間・深夜営業店舗のシフト手当が、月収に大きく影響します。

理由3 地方店舗の地域プレミアム

地方の薬剤師確保のため、地域手当が厚めに設定される傾向があります。

DgSへの転職が向く人・向かない人

向いている人

年収優先・接客好き・体力ある方。

向いていない人

専門性志向・夜勤NG・小売型の業務スタイルになじみにくい方。

大手DgSへの転職を成功させるエージェント選び

DgS求人に強いエージェント3社

DgSの求人カバー率が高いエージェントを1社入れるのが王道です。詳しくは 薬剤師転職サイト比較ランキング2026 を参照ください。

「2〜3社並行登録」が王道な理由

求人の重複・非重複の構造、担当者の当たり外れの確率分散、比較材料の多角化。

現役薬剤師としての本音 ─ DgS転職で見落としがちなポイント

ここからは、私自身の本音です。

私はDgSに転職した知人の薬剤師から、「年収は確かに上がったが、想定外だったこと」を3つよく聞きます。

1つ目は、シフトの実情。週末・夜間の出勤が想像以上に体力を消耗する。年齢やライフステージによっては、シフト負荷の感じ方が変わる傾向があります。

2つ目は、調剤と販売の両立。調剤併設店舗では、処方箋業務とOTC販売・接客を行き来します。調剤薬局のように調剤に集中できる時間が少なく、「薬剤師の専門性を活かせている実感が薄い」と感じる人もいる。

3つ目は、組織カルチャー。DgSは小売業の文化が根底にあるため、調剤薬局や病院とは異なる組織カルチャーがあります。「薬剤師としての誇り」と「店舗運営の現実」のバランスに、最初は戸惑う人が多い。

「年収だけで動かない、シフトと文化も含めて総合評価する」 ─ これが私の答えです。

ちなみに、私自身がDgSへの転職を「もう一度選ぶか」と問われたら、答えは「家族のフェーズによる」です。20代独身なら年収優先でDgSも選択肢、30代家族持ちなら調剤か病院のマネジメント職を選ぶ、というのが私の本音です。

※本記事に登場する事例は、典型的な相談事例をもとに構成した想定例(ケーススタディ)です。実在の特定個人の体験談ではありません。年収数値は各社IR資料・口コミ集計サイト等の公開情報に基づきます(2026年5月時点)。

参考文献

  • 各社 有価証券報告書(2025年度)
  • 厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

最後に:あなたが選ぶための、最後の3分

ドラッグストア大手5社の年収・働き方を比較しましたが、最終的にあなたに合うのは1〜2社です。

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